第6回シンポジウムにつきまして、演者と演題が決定いたしましたのでご案内もうしあげます。
今回もオンライン開催となりますが、これを生かして海外からの演者もお招きすることができました。
是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。抄録は2月初めに掲載の予定です。

会員の方には近くURLをメールにてご案内いたします。
非会員の参加申し込みは本サイトのホームにある「お問い合わせはこちらから」をご利用下さい。

テーマ  :「最先端治療法開発の多様な試みを眼科疾患創薬から学ぶ
日 時  : 2021 年 3 月 29 日 (月) 13:00 – 18:00
開催趣旨:  第6回目となる今回のシンポジウムは、眼科の最先端の治療法がメインテーマとなります。目は体表からアプローチしやすく、また視覚による評価は治療効果の判定を比較的容易にし、さらに閉じた小さな器官であるため、治療薬の投与量が少なく、かつ拡散しにくい、さらには他組織より免疫学的に寛容であるという様々な点から、新規の治療法を応用するのに好適な器官であると考えられます。

事実、体内に導入するタイプの遺伝子治療の世界初の承認薬は遺伝性網膜疾患が標的でした。今回のシンポジウムでは、眼科領域で開発中の細胞治療や遺伝子治療等に関する最新の話題を通じて、これがなぜ眼科疾患で順調に開発されているのか、これをどのように他器官の疾患に応用するのか?という点に議論が発展することを願って企画いたしました。

オーガナイザ:東京大学 渡辺 すみ子、 エーザイ株式会社 中濱 明子

13:15-14:00
1.「バイスペシフィック抗体技術による医薬品開発への応用」
中外製薬株式会社 メディカルアフェアーズ本部 プロダクトリサーチ部 添田 哲弘
14:00-14:45
2.「遺伝子導入ヒト脂肪細胞の特性と網膜変性疾患への遺伝子治療の展開
   セルジェンテック株式会社 代表取締役社長 麻生 雅是
14:45-15:30
3.「角膜内皮疾患に対する再生医療と創薬研究」
同志社大学生命医科学部医工学科 教授・
アクチュアライズ株式会社 最高科学責任者 小泉 範子
休憩

15:40-16:25
4.「深層学習による眼科画像診断」
自治医科大学眼科 准教授・
DeepEyeVision株式会社 代表取締役CEO髙橋 秀徳
16:25-17:10
5.「Ocular gene therapy for Inherited Retinal Dystrophy
   Novartis Pharma AG, Global Brand Medical Director, Dr. Claudio Spera

17:10-17:55
6.「キメラロドプシンを用いた視覚再生遺伝子治療の開発」
慶應義塾大学医学部眼科学教室 専任講師・
株式会社レストアビジョン 栗原 俊英
17:55-18:00
全体質疑