ゲノム創薬・創発フォーラムの代表を務められている東京理科大学の松島綱治先生が、令和7年度の「日本医療研究開発大賞・内閣総理大臣賞」を受賞されました。

松島先生は、IL-8やMCP-1の発見に代表されるケモカインに関する基礎研究で世界をリードしてきました。日本固有の白血病である成人T細胞白血病(ATL)には、選択的な分子標的治療薬がありませんでした。

長年の研究成果に基づいて、ATLに対する特効薬の創製に導いたことが、受賞の対象となりました。